Kaggle Grand Master になるには?

気になること

 先日、この記事 (Kaggle で称号を獲得するためには? (入門編)) では、Kaggleの称号やカテゴリを簡単にまとめながら、はじめの称号である Novice とその次の称号である Contributorになるために必要なことをまとめていきました! そして次に、Kaggle Expert になるには?, Mater になるには? という記事を書いていきました。
今回の記事は、Kaggleでの最高峰の称号である 「Grand Master」という称号の取得方法についてまとめていきます!!
 もしKaggleの称号とは? カテゴリとは? Kaggle Expert, Masterになるにはどうしたらいいの?という人がいれば過去の記事から読んでもらえるといいと思います!

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Kaggle Grand Master とは?

 Kaggle には、 Novice, Contributor, Expert, Master, Grand Master の 5つの称号がありますが、一番上の称号となります!
 前回も説明しましたが、Kaggleでは カテゴリごとに称号が与えられるので、カテゴリごとに紹介していきます!
Masterからは銀メダル以上 そして 金メダルが必要なカテゴリが出てくるなど難易度があがっていましたが、Grand Masterではさらに難関となっています! 実際に、Grand Masterになろうと思ったらどうすればいいのか? その大変さとともにみていきましょう!

upvoteとは?

 メダルの獲得基準に upvoteという単語がでてきますが、これは「いいね・高評価」と考えてもらえたら良いと思います!
Kaggleでは、投稿に対して upvoteを行っていってその数によってメダルが与えられる仕組みになっています。

コンペ の Grand Master

 コンペの Grand Masterになるための条件は、金メダルを 5つ (ソロを1つ以上含む) 獲得することです。 獲得することです。
ちなみに、2021/9/16現在で Grand Master の人は 234 / 164089 = 約0.14 %

金メダルの条件
  • 0 ~ 249 チーム : 上位 10%
  • 250チーム以上 : 上位 10位 + チーム数 * 0.2%
    (チーム数が500チーム増えるたびに、 500*0.2% = 1チーム分金メダル枠が増える
    → 参加チーム 5000チームのとき、 10 + 5000* 0.2% = 10+10 = 20位 までが金メダル圏内)

 金メダルを獲得するだけでも、Grand Master になるためには、一人で参加して金メダルを取る必要があります。 現在では、Kaggle参加者も増えてきているので、さらにこの難易度は上がっていくような気がしますね~

Code の Grand Master

 Code(Notebook)の Grand Master になるための条件は、 金メダル以上を 15個以上獲得することです。
ちなみに、2021/9/16現在で Grand Master の人は 54 / 27195 = 約0.199%

金メダルの条件

50 upvote 以上のNotebook を投稿すると、 金メダルを 1つ獲得

 金メダルを取得するのがそもそも難易度が高いカテゴリの一つですね。コンペ内のNotebookでは人気のコードであれば金メダル圏内に入るであろうという印象ですが、そのようなNotebook を15個投稿する必要があるので他のカテゴリ同様、一朝一夕では成し遂げることができない称号であることがわかります!

Discussion の Grand Master

 Discussionの Grand Master になるための条件は、金メダル以上を 50個以上 と メダルを合計で500個以上獲得することです。
ちなみに、2021/9/16現在で Grand Master の人は 37 / 28641 = 約0.129 %

金メダルの条件

10 upvote 以上の Discussion を投稿すると、 金メダルを 1つ獲得

 4カテゴリの中では、一番金メダルを一つ取る条件は難しくない部類に入りますが、量をとらなければいけません。そのことから、4カテゴリ内では一番 Grand Masterの比率が少ないカテゴリになっていて、質と量の両立と継続が求められるカテゴリですね!

Dataset の Grand Master

 Datasetの Grand Master になるための条件は、銀メダルを 5つ金メダル 5つ以上獲得することです。
ちなみに、2021/9/16現在で Grand Master の人は 14 / 6483 = 約 0.216 %

銀メダルの条件

20 upvote 以上のDataset を投稿すると、 銀メダルを 1つ獲得

金メダルの条件

50 upvote 以上のDataset を投稿すると、 金メダルを 1つ獲得

 4カテゴリ内で一番 Grand Masterの称号を持っている人が少ないカテゴリ。なんと、14人しかいません!
獲得する必要のあるメダル数こそ少ないものの、Dataset で 50upvote以上とって金メダルを獲得する難易度の難しさを物語っていますね!

おわりに

 今回の記事では、前回の(Kaggle で称号を獲得するためには? (入門編))に引き続き、Kaggle Expertになるために必要なこと, Masterになるために必要なこと, Grand Master になるために必要なこと についてまとめていき、Kaggleのすべての称号についてと、それらの称号を獲得するための条件をまとめていきました!
 まだ、見れていない称号についてのページがあれば、そちらも合わせて読んでもらえたらと思います!

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