みなさん, TestFlightというアプリを知っていますか?アプリを制作しない方にはあまり馴染みのないアプリかもしれませんが,開発者視点では便利なツールなので,今回はこのTestFlightについて紹介します!!
TestFlightを使うことで,Apple storeで本リリースする前にベータ版として動作確認を行うことが簡単にできるようになりますよ!!
TestFlightとは?
TestFlightとは,本リリース前にベータ版としてテストができるような環境を配布できるもので, iOS, iPadOS, macOS, tvOS, watchOS, iMesseage向けのアプリを試すことができます!!
Apple Storeにあげるためには審査が厳しいですが,その審査に通らないとiPhoneなどの端末で操作できないというわけではないです!! TestFlightを用いてベータ版として使ったり配布したりするだけであれば,より簡単に使うことができますよ!!
制限
一度にテストできるAppの数は最大100個で,複数のビルドを同時に行うことが可能
また,ビルドはアップロード後90日間利用することができます!
テスト版としては十分だと思います!!
内部テスター と 外部テスター
テスターには大きく分けて2種類の設定があります
内部テスター: 開発者(内部メンバー)向けにテストを配布する
外部テスター: 公開リンクを共有することでだれでもテスターになることができる
内部テスター
開発者(内部メンバー)向けのテスト機能なので,Account Holder, Admin(管理者), App Manager, Developer, Marketingなどの役割を指定することができます!
審査はなく,ビルドをアップロード後,数分後に試すことができる.
追加できる人数: 最大100人
追加するメンバーのAppleIDと紐付けをして権限を与えることで,該当の機能を使用+テストすることができるようになります!
外部テスター
最大10000人にAppのテストができます!試作版としてアプリを配布したい場合はおすすめです!!
テストを行う際の最初のビルドでは TestFlight App Reviewで承認される必要があるため,注意が必要です!
公開リンクを知っている人は誰でも,テストすることができるようになります!
必要な手順としては, TestFlightアプリをインストールした上で,該当アプリをTestFlight上でインストールするといった流れです
外部テスターのメールアドレスを使って共有することもできます!
参考
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