先日、この記事 (Kaggle で称号を獲得するためには? (入門編)) では、Kaggleの称号やカテゴリを簡単にまとめながら、はじめの称号である Novice とその次の称号である Contributorになるために必要なことをまとめていきました! そして次に、Kaggle Expert になるには?という記事を書いていきました。
今回の記事は、上から2番目の称号である 「Master」という称号の取得方法についてまとめていきます!!
もしKaggleの称号とは? カテゴリとは? Kaggle Expertになるにはどうしたらいいの?という人がいれば過去の記事から読んでもらえるといいと思います!
Kaggle Master とは?
Kaggle には、 Novice, Contributor, Expert, Master, Grand Master の 5つの称号がありますが、上から2番目の称号となります!
前回も説明しましたが、Kaggleでは カテゴリごとに称号が与えられるので、カテゴリごとに紹介していきます!Expertではメダルを獲得できていれば何色のメダルでも良かったですが、Masterからは銀メダル以上 そして 金メダルが必要なカテゴリが出てくるなど難易度がさらに上がりますよ!
コンペ の Master
コンペの Masterになるための条件は、銀メダルを 2つ と 金メダル 1つ以上獲得することです。 獲得することです。
ちなみに、2021/9/14現在で Master の人は 1628 / 163947 = 約1.0 %
Master, Grand Master も合わせた Expert以上の人は全体の 約1.14 %です!
金メダルを獲得するには、 上位 ◯ % ではなく、上位10位 ~ 上位20位に入らなければいけなくなるので、ここが一つの関門になりそうですね!
Code の Master
Code(Notebook)の Master になるための条件は、 銀メダル以上を 10個以上獲得することです。
ちなみに、2021/9/14現在で Master の人は 227 / 27104 = 約0.83 %
Master, Grand Master も合わせた Expert以上の人は全体の 約1.04 %です!
Expertの取得人数は、コンペに次いで多いカテゴリでしたが、Masterとなっている人は Expertのなんと10分の1 。 銀メダル数によって称号を獲得できますが、銀メダルを獲得するためには 20upvote以上必要だというポイントは一つの関門になりそうですね!
Discussion の Master
Discussionの Master になるための条件は、銀メダル以上を 50個以上 と メダルを合計で200個以上獲得することです。
ちなみに、2021/9/14現在で Master の人は 72 / 28585 = 約0.25 %
Master, Grand Master も合わせた Expert以上の人は全体の 約0.38 %です!
4カテゴリの中で一番 Master比率が少ないカテゴリです。 銀メダル以上を50個以上という条件も影響しているとは思いますが、合計で200個以上のメダルを獲得しなければいけないことから、日常的にあるいは意識的にディスカッションに投稿する習慣をつけないとここまで届くのは難しいかもしれませんね。地道に取り組んでいきましょう!
Dataset の Master
Datasetの Master になるための条件は、銀メダルを 4つ と 金メダル 1つ以上獲得することです。
ちなみに、2021/9/14現在で Master の人は 32 / 6452 = 約 0.51 %
Master, Grand Master も合わせた Expert以上の人は全体の 約0.71 %です!
コンペとともに、金メダルの取得も必要なカテゴリ。獲得する必要のあるメダル数は少ないので、upvoteの多い Datasetをあげられるか?が焦点になりそうですね!
おわりに
今回の記事では、前回の(Kaggle で称号を獲得するためには? (入門編))に引き続き、Kaggle Expertになるために必要なこと, Masterになるために必要なこと についてまとめていきました! Master まで来るとどのカテゴリも 上位1%となっており、それに応じて獲得難易度も難しくなっていることがわかりますね。
次の記事では、 最上位の称号である Kaggle Grand Master になるまでについても取り上げていきたいと思います!
コメント