以前の記事では，pythonでアニメーションを作ることができる「manim」というライブラリについて紹介しました．今回の記事では，それとは少し違う視点となりますが，「動画編集をPythonで」行うために使えるライブラリである「MoviePy」についてまとめていきます！
MoviePyとは？: pythonで動画編集！
MoviePyとは，動画編集をするときに使えるライブラリで，基本操作(カット, 動画の結合, タイトルの挿入)をはじめ，動画合成や映像処理, BGMを加えたりとさまざまなことができます！
詳細については，下記または別記事にて
ちなみに，MoviePyを使いこなすことで，Star Warsのオープニングタイトルのような動画も作ることができるようです！！
この動画，pythonだけで作れてしまうなんてすごいですよね！
インストール方法
pip install でインストールできます！
pip install moviepy
MoviePyがおすすめな人
動画編集に関してはソフトがいくつもありますが，Pythonを使うことで「よく行う作業の自動化」や「より自由度のある編集」ができるようになるので．下記のような人には特におすすめです！
こんな人におすすめ！
- 面倒な作業の手間を省きたい人
- タイトルの挿入, シーンのカット， エンドクレジット・字幕の生成
- 動画やGIFの自動生成をしたい人
- 他のライブラリ(Matplotlib,Mayabi, Gizeh, scikit-images)などで生成された画像をアニメーション・動画化したい人
- 既存の動画編集ソフトではできない・やりにくいエフェクトを自分でコーディングして加えたい人
主にできること！
他にもできることはありますが，代表的なものだと以下のようなことができます！！
- トリミング
- 動画をクロップ + リサイズ
- クロスフェード (フェードアウト/ フェードイン)
- クロスディゾルブ
- 真っ黒な部分を作らずに，動画同士を移り変われるようにする処理
- 画像→ 動画化
- 動画ファイル同士の結合
- テロップを入れる
- 文字を重ねる
- アニメーションを加えて文字を重ねる
- BGMを加える
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