前回の記事では,DeepL の基礎機能や 無料プランでできることについてまとめていきました! 多くの人は Freeプランを使っているかと思いますが,有料プランにすると何ができるようになるか知っていますか? 今回の記事では,DeepL の 全4プランについてまとめていきます!!
DeepL の プランまとめ
DeepL の価格帯は 次の4つです
- Free プラン : 無料
- Starter プラン : 有料の中では 最安のプラン
- Advanced プラン : Starter よりも使う人へのプラン
- Ultimate プラン : 最上位のプラン
Free プラン
以前の記事でも紹介しましたが,Freeプランでできることは主に 3つです!
いずれも,頑張れば Freeプランで使えるけれども 手間がかかる・使いづらい部分が残るという印象です
Free プラン
- 一度に翻訳できる テキスト数 : 5000字まで
複数回に分けて翻訳すれば 全部翻訳できるものの,手間がかかる... - ファイルごと翻訳できる 上限 : 1ヶ月 3ファイルまで
- 用語集の制限
- 用語集 1個, 10ペアまで用語を登録して翻訳に活用できる
専門用語・固有名詞を翻訳する際に便利な機能ですが,登録できる単語数が少なすぎる...
Starter プラン
意外と有料にしたら何ができるようになるか知らない人も多いのではないでしょうか?
細かい点もありますが,Freeプランで煩わしく感じていた部分が 解消され より快適に使えるようになります!
Starter プラン
- 月額 750円(年払い), 1,200 円(月払い)
- 一度に翻訳できる テキスト数 : 無制限
ここの一気に翻訳ができる点はかなり便利です!!
また,Chrome拡張の組み合わせることで Webページを丸ごと 自動翻訳できるのも Starterプラン以上の特権です - ファイルごと翻訳できる 上限 : 1ヶ月 5ファイルまで
- 1つのファイルの上限 : 10MB
Starterプランにすることで,翻訳できるファイル数・容量が増えます
しかし,それだけではなく 翻訳された ファイルに対して 編集ができるようになります!! Freeプランでは 翻訳したファイルには手を加えることはできなかったので,便利になる機能の一つです
- 用語集の制限
- 用語集 1個, 5000ペアまで用語を登録して翻訳に活用できる
Freeプランの登録数が10ペアでほぼ使えませんでしたが, Starterプランだと 5000ペアまで.これだけあれば 十分に使うことができそうです!!
Advanced プラン
個人利用をする分には,私個人の意見としては Starter プランまでで十分かなと思っています.
理由としては,費用も安くないことに加えて 個人利用では Advancedプラン以上の機能はあまり使う機会は少ないと思うという印象からです.
Advanced プラン
- 月額 2,500円(年払い), 3,800 円(月払い)
- 一度に翻訳できる テキスト数 : 無制限
Starterプランと同様,一気に翻訳ができる点はかなり便利です!! - ファイルごと翻訳できる 上限 : 1ヶ月 20ファイルまで
- 1つのファイルの上限 : 10MB
Advancedプランにすることで,翻訳できるファイル数が増えます
1ヶ月 5ファイル → 20ファイル翻訳できることは嬉しいものの,費用対効果としては釣り合ってなさそうな印象
- 用語集の制限
- 用語集 2000個, 5000ペアまで用語を登録して翻訳に活用できる
登録できる用語集が 1個から 2000個になり,個人利用では使いこなせないレベル.チームで複数の分野にわたって使い分ける際には重宝しそうです
- CAT (翻訳支援)ツールへの組み込み, 用語集ファイルのアップロード
- Starterプランまでだと,これができないものの Advanced 以上だと使えるように!
Ultimate プラン
ここまで来ると実際に使う人は少なくなりそうですが,果たして DeepL 最上位のプラン Ultimate はどんな機能があるのでしょうか?見ていきましょう!!
Ultimate プラン
- 月額 5,000円(年払い), 7,500 円(月払い)
- 一度に翻訳できる テキスト数 : 無制限
Starterプランと同様,一気に翻訳ができる点はかなり便利です!! - ファイルごと翻訳できる 上限 : 1ヶ月 100ファイルまで
- 1つのファイルの上限 : 10MB
Ultimate プランにすることで,翻訳できるファイル数が増えます
1ヶ月 5ファイル → 100ファイル翻訳できることは嬉しいものの,費用対効果としては釣り合ってなさそうな印象 (無制限に使えるわけではない)
- 用語集の制限
- 用語集 2000個, 5000ペアまで用語を登録して翻訳に活用できる (Advanced プランと同じ)
登録できる用語集が 1個から 2000個になり,個人利用では使いこなせないレベル.チームで複数の分野にわたって使い分ける際には重宝しそうです
- CAT (翻訳支援)ツールへの組み込み, 用語集ファイルのアップロード (Advanced プランと同じ)
- Starterプランまでだと,これができないものの Advanced 以上だと使えるように!
あまり,Advanced プランとの違いが見つかりませんね... 大きく違う部分は ファイルごとに翻訳できる上限数でしょうか? 1ヶ月に 100ファイルも翻訳する場合はあまりなさそうなので実質無制限に使えるとは言えそうですが,そうは言ってもその点だけで Advanced プランの倍額を払わないような気もしています.もし,見落としている部分があれば 追記していこうと思いますので教えてください!
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