先日、Manim を使った動画を作りました!Manimについて知りたい方は、Python で アニメーション動画を作成 ! Manim とは? を見てもらえたらと思いますが、作れるのはグラフだけでなく、文章の挿入もできます!
なので、今回の記事では、下の動画の冒頭部分についての作り方も踏まえ、まとめていきます!
Manim テキスト 基本編
基本は、self.playでテキストやグラフを表示させたりしていきますが、今回紹介する関数は3つ
- Write : 表示するだけの一番シンプルな方法。
- FadeIn : 表示方法を フェードインとして設定。(フェードインする方向も指定できる)
- FadeOut : 表示したものをフェードアウトする方法
これらは、いずれもTextオブジェクトを引数にとりますが、その説明はこの後進めます!
Text オブジェクト
ここでも引数としてオプションを加えて設定できますが、font, font_size, t2c について説明します!
第1引数 (必須)
表示させる文章 を設定
Text("活性化関数3選", …
font
フォントの設定 (日本語を表示させたい場合、"Source Han Sans" などでないと文字化けする可能性 大)
font="Source Han Sans"
font_size
フォントの大きさ設定
font_size=90
t2c
特定の文字に色をつける
"文字" : COLOR とすることで、 "文字"をCOLOR 色に変更することができる。
t2c={"論文": BLUE, "活性化関数": ORANGE}
サンプルコード
class Example(Scene):
def construct(self):
text = Text("活性化関数3選", font="Source Han Sans", font_size=90)
difference = Text(
"""
論文でよく使われている 活性化関数
""",
font="Source Han Sans", font_size=30,
t2c={"論文": BLUE, "活性化関数": ORANGE}
)
VGroup(text, difference).arrange(DOWN, buff=1)
self.play(Write(text))
self.play(FadeIn(difference, UP))
self.wait(3)
self.play(FadeOut(text), FadeOut(difference, shift=DOWN))
コメント