新しいプログラミング言語を学び始めるときに、気になるところは書き方の違いだと思います!
そこで、Juliaと書き方の近い言語である Matlabの違いについてまとめていきます!!
Julia と Matlabとの違い
配列
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A[i,j] という ように 配列を定義
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静的な配列長決め
Matlabでは、a(4) = 3.2 で [0 0 0 3.2]を生成することができ、a(5) = 4 とすると、 [0 0 0 0 3.2 4] と配列長を動的に変えることができるが、Julia ではできない。
Julia で 配列に要素を追加したい場合は push! または append! を使う -
垂直に 結合させたいとき
- vcat(x,y,z)
- [x,y,z]
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水平に 結合させたいとき
- hcat(x,y,z)
- [x y z]
虚数単位 i
- Matlab
i や j で表す - Julia
im と表す
関数
- 引数なしの関数を呼び出す場合
()カッコをつける必要がある
例) rand()
演算子
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AND, OR, XOR
Matlabでの and, or, xor は
Juliaではそれぞれ &, |, ⊻ (xor) と表す
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a^b^c
これを計算する順番が Matlabと Juliaでは異なります。Matlab : (a^b)^c
Julia : a^(b^c)
その他
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svd
特異値を密な対角行列としてではなく、ベクトルとして返す -
global scope
Matlabでは 1つだが、Juliaでは各モジュールにそれぞれ独自の global scope, 名前空間を持つ
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