pythonで書いたプログラムのテストとして使える「unittest」についてですが,テストを実行する単位を分けたいと思ったことはありませんか? 毎回すべてのテストを実行すると時間がかかってしまうので,今回の記事では特定の単位に分けて実行する際に早見表(Tip集)としてまとめられたらと思っています!!
unittest: 実行のためのTips!
unittest 早見表
testsディレクトリ下で以下のような構成になっているときの早見表です!!
tests/
|-- test.py
(test.py の中に ClassTest, test_methodというクラス・関数をもつ)
実行単位 | テストコード | 例 |
---|---|---|
すべて(tests/以下) | python -m unittest {ディレクトリ名} | python -m unittest tests |
ファイル(モジュール)単位 | python -m unittest {ディレクトリ名}.{ファイル名(拡張子なし)} | python -m unittest tests.test |
〃 | python {ファイル名} | python test.py |
クラス単位 | python -m unittest {ディレクトリ名}.{ファイル名(拡張子なし)}.{クラス名} | python -m unittest tests.test.ClassTest |
関数単位 | python -m unittest {ディレクトリ名}.{ファイル名(拡張子なし)}.{クラス名}.{関数名} | python -m unittest tests.test.ClassTest.test_method |
unittest実行 解説
基本的には,ディレクトリ,ファイル(モジュール),クラス,関数単位の4段階に分けてテストを行うことができます!!
実行はいずれも python -m unittest
に続けてテストしたい単位を設定して実行していく流れです.
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